2025年8月22日、衆議院第2議員会館第1会議室にて、ノーベル平和賞受賞者である東ティモール民主共和国のホセ・ラモス=ホルタ大統領をお迎えし、世界連邦日本国会委員会(会長:額賀福志郎衆議院議長)主催の意見交換会を開催しました。会合には、与野党の国会議員に加え、ASEAN各国の大使・公使らが出席。世界連邦運動協会の大橋光夫会長、国連関係者・有識者、JBIC等の実務家も参加しました。
大統領は、独立以来の東ティモールにおける平和的な民主主義の定着、報道の自由、周辺国(インドネシア、オーストラリア)およびASEAN諸国との良好な関係を説明。日本・フランスのコンソーシアムによる大型船舶建造や、1億ドル規模の太陽光発電、首都海岸線の再開発など、進行中の投資・インフラ計画を紹介しました。参加者との質疑では、インドネシアとの「和解」のプロセス、造船・水インフラ等の産業協力、行政サービスの課題、天然ガス「グレーター・サンライズ」開発の見通しなどが取り上げられ、法の支配と多国間協力の重要性を再確認しました。
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