駐日東ティモール大使との午餐会を開催 ― 両国関係のさらなる発展と人材育成について意見交換 (16/10/2026)

2026年10月16日、日本国際連合協会副会長で元国連事務総長特別代表の長谷川祐弘教授は、東京都内で、マリア・テレジーニャ・ダ・シルバ・ヴィエガス(Maria Terezinha da Silva Viegas)駐日東ティモール民主共和国特命全権大使およびセリオ・モニス(Celio Moniz)参事官を招き、午餐会を主催しました。

午餐会には、同志社大学国際センター所長の小山田英治教授と、東ティモールでの起業経験を持つ野中智貴氏も出席しました。

ヴィエガス大使は、東ティモールの独立と国家建設の歩みを長年にわたり支えてきた政治家です。2001年には憲法制定議会の立法委員会で書記を務め、独立後は国会議員として国家の制度づくりに尽力しました。2012年から2017年まで国会担当国務長官を務め、2023年には国会第一副議長に就任しました。

独立運動から国家建設、議会運営に至る豊富な経験を経て、2025年8月にラモス=ホルタ大統領により駐日特命全権大使に任命され、2026年4月に信任状を捧呈しました。現在は両国の友好関係と協力のさらなる発展に取り組んでいます。

午餐会では、東ティモールの政治・社会情勢、経済発展に向けた今日的課題、今後の日本と東ティモールの二国間関係の発展などについて、幅広く意見が交わされました。

特に、両国の関係をさらに深めるうえで、次世代を担う若者の育成と人的交流の重要性が取り上げられました。東ティモールから日本への留学生の受け入れ拡充や、大学間の教育・学術交流の可能性についても、活発な意見交換が行われました。

東ティモールは2025年10月にASEANの11番目の加盟国として正式に加盟し、東南アジア地域で新たな責務と役割を担いつつあります。今後、日本と東ティモールの関係が、従来の開発協力に加え、教育、経済、文化など多様な分野でさらに発展していくことが期待されます。

今回の午餐会は、両国の相互理解を深め、将来に向けた協力の可能性を考える有意義な機会となりました。

【写真キャプション】


マリア・テレジーニャ・ダ・シルバ・ヴィエガス駐日東ティモール民主共和国特命全権大使(写真:駐日東ティモール大使館)

2025年8月18日、ディリのニコラウ・ロバト大統領宮殿で行われた駐日東ティモール大使の就任宣誓式。ジョゼ・ラモス=ホルタ大統領とマリア・テレジーニャ・ダ・シルバ・ヴィエガス新駐日大使ら(写真:東ティモール大統領府)

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